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John Grisham(ジョン・グリシャム)の2作目になるのが「The Firm」(邦題:法律事務所)です。ペンギン リーダーズのThe FirmはLevel5で出版されていて、ストーリーも十分に楽しむことができました。特に終盤で主人公Mitchが追っ手を逃れて、彼が働いていた法律事務所の不正の証拠をFBIに渡しつつも、西インド諸島へ逃れていくところはドキドキハラハラさせられました。
John Grishamの処女作「A Time to Kill」と比べると、娯楽性の高い作品だと思います。しかし、A Time to Killでは、どこかアメリカが抱える社会問題のいくつかを強く考えさせられました。The Firmでは、法律事務所がマフィアの資金洗浄をしているのを暴くストーリーですが、現実的な話というよりも小説での仮想の話という感覚を受けました。
【あらすじ】大学を卒業してメンフィスの法律事務所で厚待遇で働き出した主人公Mitchだが、ある日FBI捜査官のTarranceにMitchの働いている法律事務所が何か不正を行っていることを知らされる。Mitchは法律事務所で自分の仕事をしながら事務所の行っている不正の証拠も集めだす。一方、法律事務所も少しずつMitchの動きを察知してMitchの口封じに動こうとする。FBI捜査官Tarranceからの助言が役立ち、Mitchは殺される寸前で法律事務所から逃げ出した。最後はFBIに証拠を残して、家族とともに西インド諸島へ脱出する。
お勧め度:★★★★★
【この本を読む単語力】Duo3.0とキクタン TOEIC Test Score 800の2つをしっかり覚えておけば、かなり楽に読めると思います。
◆難易度:Level5 (Upper-Intermediate)
◆ページ数(本文のみ):73ページ
◆総単語数:19,180語
◆ISBNコード:ISBN978-1-4058-8243-9
◆ジャンル:推理小説
◆Seven Level4 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆1984 Level4 SF小説 お勧め度:★★★☆☆
◆Emma Level4 恋愛小説 お勧め度:★★★☆☆
◆Alexander the Great Level4 史実 お勧め度:★★☆☆☆
◆The Goodfather Level4 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★☆☆
◆Strangers on aTrain Level4 推理小説 お勧め度:★★★★☆
◆Evening Class Level4 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★☆☆
◆Teacher Man Level4 ノンフィクション
◆Inventions that Chanbed the World Level4 ノンフィクション
◆Gladiator Level4 架空戦記
◆Far From the Madding Crowd Level4 ヒューマンドラマ
◆Lorna Doone Level4 恋愛小説
◆The Picture of Dorian Gray Level4 ホラー小説
◆The Day of Jackal Level4 ハードボイルド