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アメリカの人気作家 ジョン・グリシャムの3作目「The Pelican Brief(邦題:ペリカン文書)」のペンギン・リーダーズ版です。The Pelican Briefは1992年に小説が発表され、1993年にはジュリアン・ロバーツが主役のロースクールの学生ダービー・ショウを演じて大ヒットしました。The Pelican Brief(邦題:ペリカン文書)っていう題だけ見るととても平和そうな小説に感じますが、中身はそんなことありません。
ジョン・グリシャムの作品らしくリーガル・サスペンスです。しかし舞台は法廷で闘うわけではありませんでした。二人の最高裁判事暗殺を実行した黒幕から逃げつつも、最後には真実を世間に明らかにするために努力する姿が感動的です。刺客から逃れて国内を転々するのは日本ではちょっとありえそうもないことなのですが、The Pelican Briefを読んでいるとアメリカならあってもおかしくないと思うのは自分だけでしょうかね?そのくらい、手に汗握る緊迫感が伝わってきました。
ジョン・グリシャムの作品はどれを読んでもはずれなし!!って感じのお勧めの作品です。
【あらすじ】アメリカ最高裁判事二人が暗殺される事件が起こった。ロースクールの学生ダービー・ショウは、二つの事件に関連性がありそうであることを書簡(ペリカン文書)にまとめ、FBIへ送った。その直後、恋人の大学教授が爆弾を車に仕掛けられ爆死する。危うく難を逃れたダービーであるが、自分がFBIへ送ったペリカン文章を見た誰かが自分を暗殺しようとしたものだと直感で感じて身を隠す。ダービーは事件の真相を世間に明らかにすることで自分の身を守ろうと考え、追っ手を振り切りながら新聞記者に真相を伝えるべく逃亡を続ける。
お勧め度:★★★★★
◆難易度:Level5 (Upper-Intermediate)
◆ページ数(本文のみ):69ページ
◆総単語数:17,577語
◆ISBNコード:ISBN978-1-4058-8248-4
◆ジャンル:推理小説
◆言語:イギリス英語
◆Round the World in Eighty Days Level5 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★★★
◆The Mayor of Casterbridge Level5 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★★★
◆On the road Level5 ヒューマンドラマ お勧め度:★★☆☆☆
◆Doctor Faustus Level4 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★★☆
◆The Partner Level5 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆Taste and Other Tales Level5 推理小説 お勧め度:★★★☆☆
◆The Firm Level5 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆A Time to Kill Level5 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆Seven Level4 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆1984 Level4 SF小説 お勧め度:★★★☆☆
◆Emma Level4 恋愛小説 お勧め度:★★★☆☆
◆Alexander the Great Level4 史実 お勧め度:★★☆☆☆
◆The Goodfather Level4 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★☆☆
◆Strangers on aTrain Level4 推理小説 お勧め度:★★★★☆