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シルベスタ・スタローンがボクサー役で主演する映画「ロッキー 」をみて育った世代の私には、Cinderella Man(Penguin Readers) の主役James.J.Braddockとロッキーのイメージがかぶってしまう。ボクシングの試合で到底勝てないと思われる対戦相手に打たれても打たれても耐えて勝利をつかみ取る姿や、一度手に入れた富を失ってしまうストーリーはまさに瓜二つに思える。James.J.Braddockは実在のボクサーで1930年代の本当にあった話がCinderella Manである。James.J.Barradockをもとにロッキーが作られたと思っても不思議ではない。
フィクションと思ってみるロッキーと実話と知って読むJames.J.Braddockの話ではJames.J.Braddockの話のほうがはるかに感動的である。古き良き時代のアメリカンドリームって、James.J.Braddockにも当てはまると思う。それに加えて、James.J.Braddockと家族の絆、ボクサーとしての本能、いろいろと考えさせてくれるストーリーである。
James.J.Braddockが世界ヘビー級チャンピオンのMax Bearと対戦するところはほんとにドキドキさせられる。ボクシングの試合で2人を殺した殺人パンチがJames.J.Braddockをとらえたときは、次のシーンがとても気になる。James.J.Brabock!死なないでくれとつい願ってしまう。生きて試合を終われるのか、家族を悲しませないで幸せにできるのか?ハラハラドキドキです。
【あらすじ】ボクシングで栄光を掴んで経済的にも成功したJames.J.Barradockであるが、世界大恐慌で家族以外の全てを失ってしまう。家族を養うために体をボクシングを再開するが、かつてのように勝利を手にすることができない。そればかりか、右手の骨折を隠して試合をした結果、ボクシングの道も閉ざされてしまう。しかし、2度目のチャンスが訪れる。殺人的な破壊力のパンチを持つチャンピオン Max Bearと15ランドに及ぶ死闘を繰り広げ見事勝利する。
お勧め度:★★★★★
◆難易度:Level4 (Intermediate)
◆ページ数(本文のみ):70ページ
◆総単語数:15,600語
◆ISBNコード:ISBN978-1-4058-8208-8
◆Far From the Madding Crowd Level4 ヒューマンドラマ
◆Lorna Doone Level4 恋愛小説
◆The Picture of Dorian Gray Level4 ホラー小説
◆The Day of Jackal Level4 ハードボイルド
◆Cinderella Man Level4 伝記
◆On the Beach Level4 ヒューマンドラマ
◆The Mosquito Coast Level4 ヒューマンドラマ
◆The Breathing Method Level4 ホラー小説
◆The Time Machine Level4 SF小説
◆The Lost World Level4 アドベンチャー
◆Detective Work Level4 推理小説
◆Three Adventures of Sherlock Holmes Level4 推理小説
◆Murder on the Orient Express Level4 推理小説
◆Prince of Egypt Level3 ヒューマンドラマ