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世界大恐慌というと、オフィスや工場で働いていた労働者が失業したイメージでした。時を同じくしてアメリカでは耕作地荒廃で農業を離れざる得ない人が数百万人もいたというのを初めて知りました。肥沃な土地で果実の栽培が続けられているのを期待して、アーカンソー州やオクラホマ州からカリフォルニア州へ移住する人たちがいたなんて驚きです。
「The grapes of Wrath」はあくまでもジョード一家の出来事を描いた小説ですが、当時のアメリカの社会問題を的確に映し出していたようです。トラックに荷物を詰めてあてもなく家族全員で移動する様子は、とても想像できません。この辺りは、アメリカ人的な感覚っていうことなのかもしれません。
「The Grapes of Wrath」がアメリカで出版された当時、「風と共に去りぬ」の次に売れてアメリカ全土に大きな影響を及ぼしたようです。「The Grape of Wrath」は、邦題にすると「怒りの葡萄」となるようです。Grapesという部分は、農家の人たちを比喩しているのかな??
【あらすじ】 オクラホマ州の農家の息子トム・ジョードは、4年間の懲役刑後帰宅する。実家では農家を断念して一族や説教師と一緒に、仕事と住む場所を求めて家財を売ったお金で手に入れた中古車でカリフォルニアを目指した。オクラホマ州からカリフォルニア州への車の旅は過酷で祖父母は移動中に亡くなってしまう。何とかカリフォルニア州へたどり着いたジョード一家であるが、すでに難民キャンプには多くの難民がいて労働過剰な状態で思うように収入を得られない厳しい現実があった。そして、さらなる悲劇をジョード一家を襲うことになる。
お勧め度:★★★★☆
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◆難易度:Level5 (Upper-Intermediate)
◆ページ数(本文のみ):81ページ
◆総単語数:23821語
◆ISBNコード:ISBN978-1-4058-6251-6
◆ジャンル:ヒューマンドラマ
◆言語:アメリカ英語
◆Rebecca Level4 推理小説 お勧め度:★★★★★
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