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The Talented Mr.Ripley(1950年)はアメリカの女流作家パトリシア・ハイスミス(Patricia Highsmith /1921-1995年)の推理小説「トム・リプリーシリーズ」の第1作目にあたります。日本では太陽がいっぱい、リプリーの題名で翻訳されています。映画化は主演アランドロンで太陽ばいっぱい(1960年)、主演マットデーモンでリプリーでされています。
ペンギン・リーダーズ Level5にしては文法・単語共に難解なものが少なく読みやすい作品でした。映画化されている作品なので、ペンギン・リーダーズで読み終わった後に映画を見てみるのもいいと思います。ペンギン・リーダーズ The Talented Mr.Riplyでは、ディッキーになり切れそうでなれないトム、ディッキーがすでに殺されているが見つかれそうで見つからない微妙なストーリー展開が面白く感じました。
ペンギン・リーダーズにはThe Talented Mr.Ripleyのほかにパトリシア・ハイスミスの作品があります。それらも一緒に読むと、より面白いのではないでしょうか?リプリーシリーズの第1作目を読む前にペンギン・リーダーズ Level5「Ripley's Game」を読みました。第1作目と第3作目のリプリーは少しイメージが違っているのはちょっと気のせい?など、シリーズで読む面白さも味わえると思います。
【あらすじ】 トム・リプリーはニューヨークの生活に退屈していた。そんな時、グリンリーフ氏からイタリアへ行って放蕩息子ディッキーを連れ戻してほしいと依頼を受ける。イタリアに行ったトムはディッキーと親しくなり、行動をともにするようになる。しかし、トムはディッキーの財産を手に入れるためディッキーを殺害して死体を海に捨て、ディッキーの友人や恋人を避けてローマでディッキーになりすまして生活を送る。しかし、ディッキーの友人や恋人、両親が連絡の取れないディッキーを心配してローマにやってくる。トムはこの危機を次々と乗り越えそして結末が訪れる。
お勧め度:★★★★★
読みやすさ:★★★
◆難易度:Level5 (Upper-Intermediate)
◆ページ数(本文のみ):84ページ
◆総単語数:26,261語
◆ISBNコード:ISBN978-1-4058-8253-8
◆ジャンル:推理小説
◆言語:アメリカ英語
◆Cold Mountain Level4 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★★★
◆Rebecca Level4 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆The Rainmaker Level 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆Ripley's Game Level5 推理小説 お勧め度:★★★★☆
◆The Strange Case of Dr Jekyll and Mr Hyde Level5 SF小説 お勧め度:★★★★★
◆The Pelican Brief Level4 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆Death on the Nile Level5 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆Round the World in Eighty Days Level5 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★★★
◆The Mayor of Casterbridge Level5 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★★★
◆On the road Level5 ヒューマンドラマ お勧め度:★★☆☆☆
◆Doctor Faustus Level4 ヒューマンドラマ お勧め度:★★★★☆
◆The Partner Level5 推理小説 お勧め度:★★★★★
◆Taste and Other Tales Level5 推理小説 お勧め度:★★★☆☆
◆The Firm Level5 推理小説 お勧め度:★★★★★